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南アフリカ原産の茶葉
エイズウイルス抑制
愛知医大講師発見 中野昌俊講師
岐阜新聞 平成6年11月23日
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南アフリカ共和国原産の茶葉「ルイボスティー」の成分に、エイズウィルスの増殖を抑制する効果があることを高知医科大加齢医科学研究所(愛知県愛知郡長久手町)の中野昌俊講師が突き止めた。基礎研究の段階だが同講師は「今後、動物実験などでも確認しエイズ治療に役立たせたい」と話している。二十六日、同県医師会館(名古屋市中区)で開かれる「ルイボス・抗酸化食品研究会」のシンポジウムで発見する。
お茶の一種であるルイボスティーは、煮沸すると、紅茶に似た色が出、甘みがある。中野講師は、特殊な方法でルイボスティーの茶葉から酸性多糖類を抽出。試験管内でエイズウイルスに感染、培養させた細胞にルイボスティー酸性多糖類を役与した。この結果、一ミリリットル中二十一
三十マイクログラム(一ミリグラムの千分の1)の濃度で、ウイルス抑制効果の目安である50%の抑制率を示し、三一・三同の濃度で八五%それ以上の濃度だと100%の抑制率だった。
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マウス実験で急性毒性がないことも分かり、細胞に害を与えず、エイズウイルスの増殖だけを抑える効果が確認された。
中野講師は「酸性多糖類のどの成分が有効なのかを分析すると同時に、近く実施するネコエイズウイルス(FIV)を使った動物実験でさらに効果を確かめたい」と話している。
待たされる動物実験
抗エイズウイルス剤成分に詳しい中島秀喜山梨医科大助教授の話 試験管レベルの実験としては評価できる。しかし、エイズ治療に役立てるのは、まだ相当数の条件クリアが必要。とりあえず、動物実験の効果が待たれる。
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