一般ヘアカラーとヘナの染まるしくみの違い


髪と頭皮を傷めずに染める白髪染め『ヘナ』が大人気です!ヘナはとてもよい香りで染めてる間も癒されるようないいここちですね。ヘナについて、また新製品ナーブについてのお問い合わせが多く寄せられています。今回は一般のヘアカラーとヘナの染まるしくみの違いを勉強してみましょう。



一般ヘアカラーには1剤と2剤があり、1剤には主にジアミン系の色素中間体が使われています。

2剤は過酸化水素6%(3%液がオキシフル)が使われています。
染める直前に1剤と2剤を混ぜると、予め調整された1剤は2剤の酸素の働きを受け次第に酸化され,黒褐色、赤,黄などの色に発色してきます。
これを髪に塗ると毛の組織の中に浸透して、中で色素分子がお互いに結合して、 大きな粒子となって水に溶けない物質に変わり、洗ってもとれない永久染毛となりますが、時間が短すぎると未だ不溶性になっていないので色落ちしやすいので注意が必要です。
2剤の過酸化水素は色素を発色さす働きと同時に毛の中に存在しているメラニン色素を脱色する働きもしますので日本人のような黒い髪でもある程度明るく染めることができますが、 この過酸化水素というのはアルカリ性のものに対して強く働きますのでヘアダイ剤はアンモニアの様なアルカリを配合しています。 困ったことに過酸化水素は髪の組織で一番強い主鎖結合の所々まで破壊します

ヘアダイで髪が傷みやすいもう一つの原因は、髪本来の一番健康なペーハーの4〜6ぐらいの弱酸性にする処理をしないと傷んでしまいますので、 酸性リンスなどしたいのですが、染毛直後は未だ不溶性になっていないため酸リンスをすると、酸性とは水素イオンですからこれをするとせっかく酸化(O)発色した酸素を奪うことになり、 折角染めた色がかなり退色しますので髪は傷むことは分かっていてもアルカリ性のままにおかなければなりません。 これがもとでシヤンプ−の度に毛の中身の間充物質が失われ易くなり髪を傷める原因となります。

ヘナの染まる仕組み

ヘナはローソニアという植物の葉を加工したもので、髪の繊維に絡みつく性質を応用した毛染めです。
インドでは約3500年も前から髪や爪に彩色されていました。
日本には約20数年前頃に紹介され、髪が傷まないと、口コミでどんどん広がり今大変な人気です。
ヘナはナチュラルが本来の色で、これを水またはぬるま湯でマヨネーズ状の硬さに溶き白髪に塗りラップをして30〜40分ぐらい放置すれば、 白髪が黄色っぽいオレンジ色に染まります。
元来はこの1色のみですがいくら髪が傷まないといっても、こんな色ではいやだ、白髪を染めるにはやはり自然色などダーク系を望まれる方が多いわけで、そんな方のご要望にこたえるために、少しではありますがケミカル色素を入れてダークブラウン、ライトブラウン、レッド、イエローが作られてかなり多くの方が利用出きるようになりました。
最近、ナチュラルに数種類のハーブを混ぜて茶色系に染まるナーブというハーブ100%の製品が出来、皮膚の弱い方や安全性を求められる人に大変な人気をいただいています。
そのほかに色のつかないトリートメント専用のハーブ100%のカラーレスというのもあります。
ヘナの長所は2剤の過酸化水素を使いませんので髪を傷める心配がほとんどないのと、あのアンモニアの刺激臭もありません。
そしてヘナ自身酸性よりのペーハーになっているのも傷まない理由です。
ヘナの短所は2剤を使わないのでブリーチをする働きがありませんので黒い髪を明るく染めることができないので、白髪専用ということです。

次回は、『毛髪はこんなに強い繊維』です。おたのしみに。
元気な髪先生 山口昭仁





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