第2回クレオパトラとパーマの秘密で、世界で一番初めにパーマをかけたのはクレオパトラがナイルの泥を棒に巻きつけ、太陽で乾かしかけたのが始まりと、言われていると、お話しましたが本当にパーマネント技法というものを発表したのはドイツ人のチャールズ・ネスラーが1905108日にロンドンで発表したのが最初で、この技法は電気コードの先にカールを付けるクリップをぶら下げた器具を髪に巻きつけてウエーブをつけた電気パーマでした。今の電気製品の様にサーモスタットが付いていなかったため高温になり過ぎて髪を焦がした失敗がかなりあったのではないでしょうか。

 日本では1923年神戸の紺屋寿美子がアメリカから機械を取り寄せたのが最初で、この電気パーマが戦後まで行われていました。私もコードの一杯ぶら下がった機械を実際見た事もあります。最近(10年位前だったと思います)の中国の映像で見たことがあり、中国ではごく最近まで電気パーマをかけていたのかなーと思った記憶があります。年配の美容師さんに聞いた話によりますと、温度が高くなり過ぎるので、お客様にくっついてウチワで冷ましていたが、ついよそ見をして髪を焦がして大変しかられたこともあったそうです。
 つまり、電気パーマは熱い熱いホット(HOT)パーマでした。そのホットパーマに対して、冷たい液体でパーマがかかる現在のコールドウエーブがイギリス人のジョン・スピークスマンにより1936年発明されました。そして日本には1946(昭和21)年に初めて輸入されました。


 コールド パーマとは、熱い電気パーマのホットHOTに対して冷たい液体でかかるコールド=COLDという意味なのですが、日本語の発音の関係で今でもその意味を知らずに、ただコールド・コールドと言っている美容師さんが殆どではないかと思います。試しに行きつけの美容室で尋ねてみて下さい。


次回は「パーマを掛けてもらう時知っていると得な情報
お楽しみに!

元気な髪先生 山口昭仁




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