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毛髪は約20種類のアミノ酸が繋がって出来ています。
アミノ酸の繋がりが50個以下の場合は未だアミノ酸といい、51個以上になると、アミノ酸とは言わずプロティン(たんぱく質)といいます。アミノ酸の繋がりをペプチド結合といい、今テレビなどでタンパク質の取り方でペプチドのカタチで摂ると吸収し易いと盛んに宣伝している飲料メーカーがありますが、正に小さい繋がりの方が吸収し易い訳です。(髪の構造のページ参照)
毛髪や皮膚が一番健康なペーハー(PH)は4.5〜6位の弱酸性の状態をいいます。
毛髪にアルカリ剤を付けると、毛髪は膨潤して軟化します。この原理を応用して「クレオパトラがナイル川のアルカリ土壌を髪に塗り、棒に巻きつけ太陽の熱で乾かしてパーマをかけたのが、パーマの始まりと言われている」と第2回の「クレオパトラとパーマの秘密」で紹介したところ、それを見た日本テレビの製作担当者から「その出処の文献を教えていただけないでしょうかと」問い合わせがあり、その文献と原理をお教えしました。
結果、平成15年11月22日日本テレビのバラエティ番組「ぐるぐるナインティンナイン」でタレントの矢部浩之さんがエジプトにパーマをかけに行った番組が放映されましたが私が協力して出来た番組です。
温泉に浸かると体がツルツルするのは、その泉質に「単純アルカリ」と表示されているのを見られた事がおありだと思いますが、皮膚の表面の角質がアルカリによって柔らかくなるからです。

ここで、酸性、アルカリ性について考えてみたいと思います。皮膚もタンパク質ですから弱酸性なければなりません。温泉につかって肌がツルツルしたと喜んでばかりではなりません。出来れば弱酸性に戻すローションなど直ぐ付けてやれば皮膚はたいへん喜びます。但し、個人差がありますが皮膚には中和能といって自分の皮脂を分泌することにより肌を弱酸性に戻す働きをもっていますので特別に問題はありませんが毛髪は困ったことに皮膚のように弱酸性に戻す中和能という働きがありません。
パーマ剤やヘアダイ液は一般的にはアルカリ性のものを使用している場合が多いのでパーマやヘアダイをした場合は必ず、毛髪が弱酸性に戻る処理をしてもらわないと、どんなに金額の高いパーマやヘアダイをしても髪はどんどん傷んできます。
その理由は、第18回「パーマをかけてもらう時知っていると得な情報」に掲載していますのでご覧下さい。
ヘアケア商品、化粧品、の選び方、使い方のご参考にして下さい。
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